軽食やスイーツ、こだわりのコーヒーなどで私たちを癒やしてくれるカフェ。自分でもそんなカフェを開業したいと考えた場合、どのような準備が必要なのでしょうか。憧れのカフェをオープンするために必要なことや注意点などを紹介します。
【目次】
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・カフェを開業するために必要なことは?
・物件探しで気を付けたいポイントは?
・カフェで重要な内装工事にはしっかりと余裕をもったスケジュールを!
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■カフェを開業するために必要なことは?
準備期間はおよそ1年程度が平均的です。おおよそのオープン時期を決めたら、そこから逆算し、やるべきことをリストアップしてスケジュールをたてます。ここでは、開業するために必要なこと、やるべきことについて解説します。
・資金や融資に関する準備
自分の貯金や親からの援助、金融機関からの借り入れなどで、どれくらいの資金を調達できるか検討します。
融資を受ける場合は、初期費用の支払いと融資実行それぞれのタイミングを考える必要がありますが、複雑な点も多いため専門家への相談をおすすめします。融資を受けるため事業計画を提出する必要があるため、オープン3か月前くらいから相談を始めるのが無難です。
・コンセプトの構想やメニューの検討
上に挙げた事業計画作成のためにも必要なことです。お店のコンセプトやターゲット層を決め、メニューも具体的に考えていきます。
メニューが決まれば、仕入れ業者をより具体的に検討、決定できます。
・物件、インテリアなどの構想・準備
次に、理想に合う物件を探します。物件を決定すると家賃が発生するため早く決めすぎると損ですが、工事などの準備を考えると、オープン3か月前くらいには決めたいところです。
物件が決まれば、設計・施工会社を探します。複数の事業者を比較し、安心して任せられる事業者にしましょう。
内装や間取りが決まれば、厨房設備やインテリアなど、具体的に必要なものをリストアップします。
・資格、スタッフなどのマンパワー準備
開業に必要なものは「食品衛生責任者資格」です。早めに講習を受けて取得しておきましょう。取得後は「飲食店営業許可申請」を保健所に提出する必要があります。厨房や空調などの設備に規定のあるため、着工前に保健所に相談しておきましょう。
店名やインテリアなどをイメージ通りに固めていき、必要なスタッフを募集したり細かな道具を揃えたりして、開店日を迎えましょう。
■物件探しで気を付けたいポイントは?
・物件をたくさん見て目を養う
店舗物件を見る目を養うため、オープンの1年ほど前から物件見学を始めましょう。多くの物件を見るたびにチェックポイントや家賃相場が把握できるようになってきます。見学時に、ここならどんなお店にしようかとシュミレーションすることがとても重要です。繰り返し具体的に想像することで、お店の理想像がさらに明確になるでしょう。
・ターゲットやコンセプトを明確にする
お店のコンセプトとお店の場所やターゲット層をマッチさせることは、成功するかどうかの大きな要因の1つといえる重要なことです。
オフィス街ならサラリーマンが、住宅街なら主婦や家族連れが多いなど、場所ごとに特性があります。お店のコンセプトはどのような場所に合うのか見極めましょう。可能なら検討地域に何回か足を運び、街の雰囲気や歩いている人の傾向などを確認してみることも効果的です。
資金面を含め、理想がすべて叶う物件を見つけるのは至難の技ですが、優先するポイントを決めて進めましょう。
■カフェで重要な内装工事にはしっかりと余裕をもったスケジュールを!
スケジュールに余裕があると、竣工後にも内装工事の変更などを行うことができます。また営業許可証の申請から交付まで、1週間から10日ほどかかります。必ず開店日に間に合わせましょう。融資の手続きも、融資制度によりますが1〜2ヶ月程度は必要です。
また、業者を選ぶ際は、必ず施工実績を確認しましょう。タカネザワナイソウ工業では、カフェなどの店舗の内装設計から施工まで幅広くご対応しております。大切な店舗に対するお客様の思いやこだわりも、しっかりと内装設計に反映させていただきます。開業時の店舗設計や内装デザインに関してどこからスタートすればいいかわからないという方も、まずは弊社までご相談ください。
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