飲食店の店舗内装に新潮流!逆転の発想でコロナ対策を集客に活用


コロナ対策は継続中ですが、飲食店にとって重要なインテリアの邪魔をする対策アイテムは、やがて不要になりそうです。ただ、新型コロナ対策として対応に追われた「ソーシャルディスタンス」や「テイクアウト重視」などの課題は、実は今後、飲食店が集客力を高めるための店舗内装に活用できることをご存じでしょうか。ここでは、コロナ対策を前向きに利用しつつ、快適かつ集客アップに貢献する飲食店作りのヒントをご紹介します。


【目次】

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・飲食店のコロナ対策をポジティブな店舗内装に利用しよう

・イートインとテイクアウトの動線をわかりやすく見える化

・ゆったり空間が来店客に安心感をもたらす

・あるテーマをもった店舗内装がうけている

・まとめ

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■飲食店のコロナ対策をポジティブな店舗内装に利用しよう


飲食店がコロナ対策として重視しなければならなかったのは、「ソーシャルディスタンス」という適切な距離を取るルール、そしてなるべく家で食事をしようという動きに対応した「テイクアウトの強化」です。実は、飲食店を追い詰めたこの2つの取り組みが、いま負ではなく正の遺産として、店舗内装に活かされつつあるのです。詳しくご紹介しましょう。




■イートインとテイクアウトの動線をわかりやすく見える化


コロナを機に、テイクアウトに注力せざるを得なくなった飲食店は多いですが、テイクアウト用メニューの画期的開発やニーズ増を振り返り、結果「頑張ってやって良かった」と感じている店舗も多いのではないでしょうか?


テイクアウトのお客様の増加により、店内の動線をイートイン用/テイクアウト用に分け、分かりやすく通路を区別する発想は、コロナ後にも活用できます。


通路をマーク・サイン・色などで分かりやすく表示するとき、同時にソーシャルディスタンスもさり気なく明示すれば来店客は迷いや不安がないので、「通いやすい飲食店」として認識してもらえるのです。


「コロナ対策」として、仕方なくテイクアウトメニューに力を入れるのではなく、積極的にメニュー開発を進めることもおすすめします。


そのような努力により、イートインが混んでいても、クオリティの高いテイクアウトメニューがあったり、購入しやすかったりする店だということを覚えてもらえれば、自ずとファンは増えるでしょう。


反対に、せっかくテイクアウトメニューを買いに行ったにもかかわらず専用の動線がなかったり、メニューが充実していなかったりする店は、お客様を「歓迎されていないのでは」という気持ちにさせてしまいかねません。


イートインもテイクアウトもどちらも大歓迎というムードを内装で示すことが、今後の業績を左右する飲食店もあるのではないでしょうか。




■ゆったり空間が来店客に安心感をもたらす



コロナ以前、飲食店の売上を伸ばすには、少しでも席数を増やし、また、回転率を上げることが必要と考えられてきました。


しかし、コロナをきっかけに、席数や来客数が制限されたことで、業績不振に陥った飲食店は少なくありません。このまま失速してしまうのではないかと危ぶんだお店も多かったのではないでしょうか?


もちろん、多くのお客様に来店いただくことは重要ですが、一方で、コロナ対策された環境を、「ゆったりとしていて快適。このままがいい」と感じるユーザーがいることも事実なのです。


一部の観光業界では、入場者数制限をかけたことで売上が落ち込んだにもかかわらず、混雑を回避できた利用客の満足度が高まり、コロナが落ち着いてからのサービスのあり方を検討し直す動きも見られます。


これを飲食店に置き換えると、席を間引いて一組あたりのスペースを広く提供していた状態を、その後も継続することを意味します。


収容人数は減っても、こうすることで、隣席の気配や話し声を気にしなくて済んだり、贅沢な気分で食事を楽しめたりするなど、お客様にのんびりとお食事を楽しんでもらうことが可能となるのです。


ラグジュアリーな雰囲気を重視すれば、なかには客単価やターゲット層を見直すことになるお店も出てきて、結果的には業績アップに繋がるかもしれません。


なお、客単価を上げる場合には、メニューやインテリアもそれに伴った高級感をプラスして、顧客満足度を維持することが重要です。




■あるテーマをもった店舗内装がうけている



趣味や嗜好など、一定のテーマを店舗内装に反映させた飲食店は、「特定のお客さんが多い」というイメージをもたれやすい傾向にあります。


このようなイメージが、コロナ流行期にはとくにユーザーの安心感に繋がりやすいのか、テーマ性のある飲食店は、比較的売上が落ちにくいと言われています。


たとえば、アウトドアや読書をテーマにした飲食店、特定の娯楽などを好むお客さんが集まるお店は、客層が一定で、常連さんが多く通います。


そのため、訪れると知った顔に会えて安心できたりするなど、コロナ禍の心理にマッチするのかもしれません。


また、会員制の飲食店は、コロナ以前の「高額そう」「敷居が高い」というイメージが、コロナ禍では、定まった人しか来ない=感染リスクが低いという安全イメージに変化しがちです。


今後の飲食店のビジネスチャンスは、一見するとニーズが少なそうなワンテーマの店作りにもヒントがあるといえるでしょう。




まとめ


コロナによって飲食店事業者の方々が受けたダメージは計り知れません。ですが、一連のコロナ対策を経験後、コロナ前には当然だったサービスのあり方を見直し、店内の内装に活かすことで、むしろそれが新たな商機に繋がる場合も大いにあるのです。


弊社タカネザワナイソウ工業は、飲食店やサロンをはじめとする店舗およびオフィスのトータルサービスをご提供しています。内装設計から施工までを一貫してお受けすることにより、適正価格での上質施工を心がけております。


店舗やオフィスだけでなく、市役所や学校の施工を手がけてまいりました信頼と実績に基き、事業主の皆様に「コロナからタダでは起きない経営」を頑張っていただけるよう、誠心誠意のサポートをいたします。


まずはお客様のご要望や疑問点など、ゆっくりとお話を伺うところからスタートします。千葉県流山市周辺、または東京都内の店舗内装・インテリアに関してご計画のある方は、タカネザワナイソウ工業まで、ぜひお気軽にご相談ください!




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