皆さん、こんにちは。流山市を拠点にオフィスや店舗の内装工事全般を手掛けている株式会社タカネザワナイソウ工業です。
今回は洋室から和室へのリフォームについて、和室のメリットやデメリット、リフォームの注意点などを解説します。
■洋室から和室へのリフォームが意外に人気?
汎用性の高さや和モダンの人気から、自宅に和室を設けたいと思っている人も多いです。畳はフローリングに比べて柔らかく、遮音性にも優れているため、和室はさまざまな使い方が可能です。たとえば座卓やこたつを置いてリビング・ダイニングとして使用したり、布団を敷いて寝室として使用したりできます。また、客間としても活用するのもよいでしょう。
インテリアスタイルのなかでも和モダンは人気のあるテイストのひとつであることも、和室の人気の理由といえるでしょう。
■デメリットを把握しつつもそれ以上の和室の魅力が?!
自宅に和室を取り入れるなら、デメリットも理解したうえで検討することが大切です。和室にはデメリットもあるものの、もちろんそれ以上の魅力もたくさんあります。ここでは和室の主なデメリットと、和室の魅力について解説します。
・一般的に言われるデメリット
和室の主なデメリットは、手入れに手間がかかる点です。畳は掃除機をかけないとダニを吸えないため、モップやフロアワイパーなどで手軽に掃除ができるフローリングと比べると、掃除の手間がかかるといえるでしょう。また、飲み物などの液体をこぼしてしまった場合は、シミになってしまうこともあります。
さらに、ふすまや障子は破れやすいため、きれいな状態を保つためには張替えなどの手間がかかるでしょう。室内でペットを飼う際も、畳やふすまを傷つけたり汚したりしてしまう恐れがあるため注意が必要です。
小さいお子さんやペットがいる場合などは、ダニやカビが発生しにくい和紙畳や耐久性に優れた樹脂畳、プラスチック素材のふすまなど、傷や汚れに強いタイプを選ぶとよいでしょう。
・和室の魅力とは
ここでは和室の主な魅力を3つ紹介します。
① 自然素材の魅力
畳は天然素材のやさしい風合いが魅力で、吸湿性や保温性にも優れています。高温多湿な夏は湿気を吸収してくれたり、冬はフローリングに比べて冷たくなりにくかったりと、どの季節でも快適に過ごすことが可能です。
また、和紙や木材を使用したふすまや障子などにも調湿効果があります。さらに珪藻土や漆喰などを使用した土壁には、調湿効果に加えて消臭効果も期待できます。昔ながらの天然素材は機能性が高く、居室内を快適に保ってくれるでしょう。
② 多様な使い方ができる
畳はフローリングに比べて柔らかいため、小さいお子さんが遊んだり、お昼寝のスペースにしたりするのもよいでしょう。吸音性もあるため、おもちゃなどを落としても音が響きにくいという特徴もあります。
また、夜は布団を敷いて寝室とする場合も、日中は布団を畳めばスペースを有効に活用できるため、多様な使い方が可能です。
③ インテリアとしても楽しめる
和室は畳やふすまのデザインや照明器具などを工夫することで、自分好みの空間を演出できます。たとえば畳は、畳縁のない半畳サイズの畳を市松模様に敷いた「琉球畳」は、スタイリッシュで和モダンと相性がよく、カラーバリエーションも豊富です。
また、和室と相性のいい竹や籐、和紙などを使用した間接照明や置くタイプの照明を設置するのもよいでしょう。
■現代和室で人気なのは?
ひとくちに和室といっても、さまざまなタイプがあります。ここではとくに人気のある2つのタイプを紹介します。
・畳の小上がり
他の床よりも一段高い小上がりの畳は、収納スペースとしても活躍します。畳の下を収納として活用できるため、空間を広く使うことが可能です。遊び心のある雰囲気を演出でき、メリハリのある空間をつくれるでしょう。
ただし、小上がりの下の部分は掃除がしにくい場合があります。また、年配の方や小さいお子さんなどは、段差によって転倒の恐れがあるため注意が必要です。車イスの使用にも不向きです。
・フローリングの上に畳を敷くタイプ
フローリングの上に畳を敷くタイプは、手軽に洋室から和室へ変更できるため人気があります。既存のフローリングの上に畳を敷くため、断熱効果が高く、とくに冬はより暖かく過ごせるでしょう。
ただし、フローリングと畳の間にホコリやゴミが溜まりやすいため注意が必要です。また、フローリングのときと同じように家具を置くと、重い家具の場合は畳が凹んでしまう恐れがあります。
■和室へのリフォームで気を付けておきたいこと
和室へのリフォームをする際には、次の2つについて気をつけましょう。
・畳の種類
畳にはさまざまな種類があるため、それぞれの特徴を理解して、和室の使用用途に合わせて選択することが大切です。
畳の種類で代表的なのは、「い草畳」です。自然素材のためやさしい風合いが特徴で、調湿効果や空気清浄効果が高いというメリットがあります。ただし、カビやダニが発生しやすい点はデメリットといえるでしょう。
近年注目を集めている「和紙畳」は、い草に比べて耐久性が高く、カビやダニにも強いというメリットがあります。また、ポリプロピレンなどでできた「樹脂畳」は、水や摩擦に強く、お手入れが簡単です。
どちらもカラーバリエーションも豊富で色褪せが起こりにくいというメリットがありますが、い草のような香りや調湿効果などは期待できません。
また、畳の形は通常ものよりも「琉球畳」が人気の傾向にあります。琉球畳は縁がなくモダンな雰囲気を演出できますが、通常の畳よりも割高なことが多いです。
・滑り止めの設置
和室へのリフォームの際は、畳がずれないように、滑り止めシートを敷くのがおすすめです。フローリングの上に敷くタイプの畳には、裏面に滑り止めが付いているものもあります。歩行中に畳がずれると転倒の恐れがあり危険なので、滑り止めが付いているタイプにするか、滑り止めシートを敷くようにして、安全に配慮しましょう。
タカネザワナイソウ工業は、千葉県流山市を拠点に、店舗やオフィスの内装工事を企画から物件査定、市場調査、施工までトータルサポートしています。
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施工事例:https://www.tnk-inc.com/blog/construction/150665
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