オフィスにパーテーション設置する前に確認!消防法・建築基準法と工事手順  

こんにちは。流山市を拠点にオフィスや店舗の内装工事全般を手掛けている株式会社 タカネザワナイソウ工業です。


オフィスにおいて、「会議室が足りない」「集中できる個室ブースを作りたい」と考えたとき、最も手軽で効果的な解決策が「パーテーションの設置」です。


しかし、いざ設置しようとすると「天井まで塞いでもいいのか」「火災報知器の増設が必要か」など、消防法にまつわる疑問が次々と浮かんでくるのではないでしょうか。


実は、パーテーション設置は単なる「家具の配置」ではなく、多くの場合「内装工事」に該当します。法令を無視して設置すると、消防署の検査で是正勧告を受けたり、万が一の火災時に重大な責任を問われたりするリスクがあります。


本記事では、千葉県流山市を拠点に数多くのオフィス内装を手掛ける株式会社タカネザワナイソウ工業が、パーテーション設置前に必ず知っておくべき法律の知識と、失敗しない工事手順をプロの視点で解説します。



■オフィス パーテーションの種類と「法規制」の関係



まず知っておくべきことは、パーテーションには大きく分けて2つのタイプがあり、タイプによって適用される法律の厳しさが変わる点です。


衝立(ローパーテーション)

高さが180cm程度までで、天井との間に大きな隙間があるタイプです。「家具」として扱われるため、消防法の影響をほとんど受けません。


施工型パーテーション(ハイパーテーション)

天井までぴったりと固定するタイプで、アルミパーテーションやスチールパーテーションなどが該当します。「壁(間仕切り壁)」とみなされるため、消防法や建築基準法の厳しい制限を受けます。


意外と知らない消防法に関しても、お気軽にご相談ください。お客様のご要望に沿った最適なプランをご提供いたします。


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■設置前に絶対確認!「オフィスの消防法」3つのポイント



天井までの高さのハイパーテーションを設置する場合、区切られた空間は「独立した部屋」とみなされます。この場合に重要になるのが以下の3点です。


消防用設備の増設(感知器・スプリンクラー)

最も注意が必要なのが、火災報知器(煙感知器・熱感知器)やスプリンクラーの設置状況です。

パーテーションで空間を仕切ると、既存の感知器が反応できない死角が生まれてしまいます。


感知器

原則として、仕切られた個室それぞれに1つ以上の感知器が必要です。


スプリンクラー

ヘッドからの散水が遮られないよう、ヘッドから壁までの距離などの配置基準を守る必要があります。


排煙設備の確保

火災時に煙を排出するための「排煙窓」や「排煙口」が、仕切られた個室それぞれに確保されている必要があります。窓がない部屋を作る場合は、機械排煙設備の検討が必要になるケースもあります。


誘導灯の視認性

避難経路を示す誘導灯(緑色の看板)が、パーテーションによって隠れてしまってはいけません。どこからでも避難口が見えるよう、必要に応じて増設や移設を検討しましょう。


【プロの視点】「欄間(らんま)オープン」という選択肢

消防法の規制をクリアするために、パーテーションの上部を開けておく「欄間オープン」という手法があります。天井との間に一定以上の隙間を作ることで、消防法上の「密閉された部屋」とみなされず、感知器の増設を免除される場合があります。ただし、防音性が下がるため、会議室などの用途で部屋を使いたい場合は注意が必要です。


オフィスの内装や模様替えなども、お気軽にご相談ください。お客様のご要望に沿った最適なプランをご提供いたします。


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■「建築基準法」が定める安全基準



パーテーションの設置の際は、消防法だけでなく建築基準法への適合も必須です。


不燃材料の使用

規模や用途によって、オフィスの内装には「不燃材料」の使用が義務付けられている場合が多いです。木製のパーテーションを使用したい場合は、防炎性能や不燃認定を受けている製品であるかを確認しましょう。


避難経路の確保(有効幅員)

パーテーション設置後の通路幅にも決まりがあります。建物の規模や用途によりますが、片側に居室がある通路の場合は幅1.2m以上、両側に居室がある通路の場合は幅1.6m以上が必要です。


おしゃれなオフィスデザインにこだわりすぎて、いざというときの避難の妨げになっては本末転倒です。法令はしっかりと遵守しましょう。


パーテーション設置工事の標準的な手順

実際に工事を進める際の流れを確認しましょう。TNK(タカネザワナイソウ工業)では、以下の5つのステップで「安全・確実」な施工を行います。


ステップ1:現地調査とヒアリング

図面だけでは分からない、天井裏の配管状況や空調の位置、床の素材を確認します。ここで消防法に適合するかどうかの初期判断を行います。


ステップ2:プランニング・見積もり

お客様の要望のレイアウトに基づき、法令をクリアした設計案を作成します。あとから「消防点検で引っかかった」ということがないよう、コストと安全性のバランスを最適化します。


ステップ3:消防署への「防火対象物工事等届出」

着工の7日前までに、所轄の消防署へ書類を提出する必要があります。最も重要なプロセスで、TNKでは書類作成や調整の代行・サポートも承っております。


ステップ4:施工

自社職人による施工を行います。オフィスにおけるパーテーションの設置は、墨出し(位置決め)、レール設置、パネルはめ込みの順で進めます。最短1日〜数日で完了するスピード感も魅力です。


ステップ5:完了検査・引き渡し

施工に不備がないか、消防用設備は正しく動作するかを確認し、お引き渡しとなります。


オフィスの内装や模様替えなども、お気軽にご相談ください。お客様のご要望に沿った最適なプランをご提供いたします。


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■なぜオフィスのパーテーションを「パートナー型」の内装業者に頼むべきなのか?



オフィスでのパーテーションの設置をを安く済ませるために、ネット通販で製品だけを購入し、DIYで設置しようとするケースも見受けられます。しかし、これは非常に危険です。


1.隠れたコストの発生

自分でパーテーションを設置したあと、ビル管理会社や消防署から指摘を受け、結局高い費用を払って感知器を増設することになるケースが多くあります。


2.原状回復のトラブル

退去時のことまでを考えた施工を行わないと、多額の解体費用を請求される場合があります。


3.防音・空調の失敗

現場のプロによる動線設計・空調設計がないと、「音漏れがひどくて会議にならない」「エアコンの風が届かず暑くて仕事ができない」などの失敗が起きやすくなります。


株式会社タカネザワナイソウ工業では、千葉県・東京都を中心に、「企画・設計・施工」のワンストップでオフィス環境の改善をサポートしています。消防署との調整から、コストを抑えた最適な素材選びまで、お客様のビジネスを成功させるための空間づくりをご提案いたします。


「このレイアウトで消防法は大丈夫?」「予算内でどれくらいの仕切りが作れる?」

そんな疑問に、私たちの専門スタッフがお答えします。


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タカネザワナイソウ工業は、千葉県流山市を拠点に、内装工事全般を手掛けている会社です。ヒアリング力・提案力・トータルサポートができることが強みですので、ご依頼の際に最低限の情報をもらえれば、こちらで最適なご提案をすることも可能です。しっかりとヒアリングを行うので、ふわっとしたままのイメージでもしっかりとこだわりを汲み取りカタチにいたします。


お店のスタイルをお客様と共に考え、集客力を高めていくための導線づくりなども相談可能です。コンサルタントから施工までトータルサポートすることで、意思疎通がスムーズになります。


弊社は「お客様とコミュニケーションをとりながら創り上げたい」「お互いが納得できるwin-winの関係になりたい」と考えています。じっくりと時間をかけてでもいいものを創り上げたいとお考えのお客様にも丁寧に寄り添います。


オフィスや店舗の内装工事について何かお悩みごとがありましたら、ぜひお気軽にお問合せください。