こんにちは。流山市を拠点にオフィスや店舗の内装工事全般を手掛けている株式会社 タカネザワナイソウ工業です。
ご自宅のリビングや寝室、オフィスの会議室や店舗の待合室など、さまざまな空間で「テレビを壁掛けにしたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。テレビを壁掛けにするだけで、部屋が広く使えるだけでなく、ごちゃごちゃした配線から解放され、空間全体が洗練された印象に変わります。
しかし、いざ壁掛けにしようと思っても、「壁の材質は大丈夫?」「配線はどう隠すの?」など、疑問や不安も多いでしょう。この記事では、個人・法人問わず、安全かつ美しくテレビを壁掛けするためのポイントを、内装のプロの視点から分かりやすく解説します。
■壁の材質を知ろう!失敗しないための壁掛け講座

テレビを壁に掛けたい場合、その壁が何でできているかによって取り付け方は全く異なります。まずは各建材の特徴と、テレビの壁掛けにおける注意点を解説します。
◆壁の主役、石膏ボード(耐荷重:弱い)
日本の戸建て住宅やマンションでは、ほとんどの壁が石膏ボードと呼ばれる板でできています。両面に石膏ボード用原紙を貼り合わせた板状の素材で、軽くて加工しやすいのが特徴です。
しかし、石膏ボードは直接テレビの重さを支えるだけの強度はありません。直接ビスを打ってもすぐに穴が広がってしまい、テレビがグラついたり、ボードごと剥がれ落ちたりしてしまう恐れがあります。
◆テレビを支える「家の骨格」、木下地・間柱(耐荷重:非常に強い)
石膏ボードの壁の裏側には、「下地」と呼ばれる非常に強度の高い木材が隠れています。この下地に金具をしっかりと固定することで、重量のあるテレビでも安全に支えられるようになります。
下地は約45cmの間隔で縦に並んでいるのが一般的です。表面からは見えないため、下地センサーや専用の針を使って探す必要がありますが、素人が正確な位置を特定するのは難しいでしょう。
◆マンションの壁は最強?コンクリート(耐荷重:非常に強い)
マンションなど鉄筋コンクリート造の建物では、壁がコンクリートでできている場合があります。コンクリートの壁は非常に強度が高いため、しっかりと固定できればかなりの重量にも耐えることが可能です。
しかし、専用の電動ハンマードリルやコンクリート用のアンカーなどの特殊な工具や部品が必要で、大きな音と振動も伴うため、自身で作業することは不可能でしょう。
◆その他の壁材(構造用合板、ALCなど)
その他のケースとして、石膏ボードの下にさらに合板が使われていたり、ALC(軽量気泡コンクリート)という特殊な素材が使われている場合もあります。それぞれの壁に適したアンカーや施工方法があるため、知識や経験がないまま作業をすると、テレビが落下するリスクが高まり大変危険です。
壁掛けテレビの設置をご検討されている場合は、ご自身で判断せず、ぜひ一度ご相談ください。
■テレビ壁掛けは「美しさ」も大切!配線処理と位置決めのコツ

壁掛けテレビは安全に取り付けることが何よりも大切ですが、できるだけ「見た目の美しさ」も追求したいと思う方も多いでしょう。とくに、配線はすっきりと隠したいところです。
◆プロの技!壁の中に配線を隠す「隠蔽配線」
配線が見えないようにする方法を、「隠蔽配線(いんぺいはいせん)」といいます。壁の中に配線を完全に埋め込むため、テレビのまわりには配線が一切見えず、すっきりとした見た目が実現します。
隠蔽配線を実施するためには、壁に穴を開けて配線を通す工事が必要なので、ご自身で作業するのは現実的ではありません。内装のプロに依頼すれば壁に開ける穴も最小限の範囲で済むため、安全かつ美しく配線を完璧に隠すことが可能です。
◆最適な「高さ」と「位置」の決め方
壁掛けテレビを設置する際には、適切な高さと位置を検討することが大切です。リビングのソファからテレビを見る場合は、座った際に目線が画面の中心から少し下にくるのが理想的です。また、寝室のベッドから見る場合は、少し高めに設置すると見やすくなります。
さらに、テレビの大きさや部屋の広さ、窓の位置なども考慮して、最適な位置を決めることが大切です。壁掛けテレビの位置は一度決めると簡単には変えられないため、慎重に検討することが重要です。
タカネザワナイソウ工業では、お客様のライフスタイルに合わせた最適なプランをご提案させていただきます。壁掛けテレビの設置をご検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。
■失敗しないためのプロのチェックリスト

壁掛けテレビを安全で美しい仕上がりにするには、いくつかの重要なポイントがあります。ここでは個人・法人問わず、必ず確認してほしいプロの視点をお伝えします。
チェック① 壁の材質は大丈夫?
壁掛けテレビを安全に設置するためには、壁の材質に合わせた適切な施工方法を見極めることが重要です。「石膏ボード」「コンクリート」「木材」など、テレビを設置したい場所の壁の種類を確認しておきましょう。
チェック② 悩みの種「配線」をどう隠す?
壁掛けテレビでは、配線を壁の中に隠す「隠蔽配線」を美しく仕上げるのが重要なポイントです。プロは壁に開ける穴を最小限の範囲にし、美しく仕上げることが可能です。
チェック③ どこに、どの高さで取り付ける?
最もテレビが見やすい位置や高さは、部屋の用途や見る人によって異なります。リビングやオフィスの場合は、座ったときの目線の高さより少し下(10~15cm程度)に画面の中心がくるように設置するのが理想です。
チェック④ テレビのサイズ・重さに合った金具は?
壁掛けテレビを安全に設置するためには、テレビの重さに耐えられる金具を選ぶことが重要です。テレビの重量を調べたうえで、耐重量が問題ない金具を選ぶようにしましょう。
◆よくある質問Q&A
壁掛けテレビの設置についてよくある質問は、以下の通りです。
Q1. 賃貸のマンションやオフィスでも、テレビの壁掛けは可能ですか?
A. 賃貸物件の場合は原状回復のルールがあるため、賃貸契約書で壁への加工が許可されているかを確認しましょう。規約に記載がない場合でも、大家さんや管理会社へ事前に相談して許可を得ておくと安心です。
Q2. 自分でDIYでできますか?業者に頼むメリットは?
A. DIYはコストを抑えられますが、適切な施工方法で実施しなければテレビの落下や壁の破損につながり大変危険です。プロの業者は壁の内部まで正確に判断し、安全かつ美しい仕上がりを実現します。
Q3. テレビ壁掛けの費用はどのくらいですか?
A. 費用は壁の材質や配線処理の有無によって大きく異なるため、まずは業者に相談をしましょう。タカネザワナイソウ工業では、最適なプランと見積もりをご提案しますので、ぜひ一度ご相談ください。
■テレビ壁掛けは「内装のプロ」に任せるのが安心な理由

タカネザワナイソウ工業が、お客様のテレビ壁掛けを全力でサポートする5つの強みをご紹介します。
1. 地域密着だからこその迅速な対応と丁寧なコミュニケーション
千葉県流山市を拠点とするタカネザワナイソウ工業は、地域に根差し、お客様との信頼関係を大切にしています。地元の工務店だからこそ可能な迅速な現地調査と柔軟な対応、そしてお客様の細かな疑問や不安に寄り添った丁寧なコミュニケーションを重視しています。
2. 美しさを追求した「デザイン×機能性」の提案力
私たちは、ただテレビを壁に固定するだけでなく、「空間全体の美しさ」を追求します。最もこだわっているのが「配線処理」で、まるで最初から壁の中に配線が埋め込まれていたかのようにケーブルを完全に隠すことが可能です。ご自宅のリビングからオフィスの会議室まで、用途に合わせた最適なデザインと機能性をご提案します。
3. 経験豊富な職人による高品質で安全な施工
「壁の材質が石膏ボードだけど大丈夫?」「コンクリートの壁にも付けられる?」などの不安も、私たちにお任せください。長年の経験で培われた確かな技術とノウハウをもつ職人が、目に見えない部分の構造から細部の仕上げまで、耐久性や安全性にも徹底的に配慮した施工をお約束します。
4. お客様の希望に合わせた柔軟な提案
テレビの壁掛け工事は、大きなテレビ台を撤去する部分的な改修から、壁の材質を変えるような大掛かりなリフォームまでさまざまです。私たちは、お客様のご要望やご予算を丁寧にヒアリングし、費用対効果を最大化する最適なプランをご提案します。
個人宅のテレビから、店舗やオフィスの大型モニターまで、あらゆるニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
5. アフターフォローまで安心のサポート体制
お客様との関係は、工事が終わってからが本当のスタートだと考えております。施工後も、気になる点や不具合があった際には、迅速に対応いたします。長期的なパートナーとして、アフターフォローを含めてお客様をサポートし続けます。
ご自宅のリビングやオフィス、店舗の雰囲気を一新したいとお考えの方は、千葉県流山市のタカネザワナイソウ工業まで、ぜひ一度ご相談ください。
弊社の強みは、「ヒアリング力」「提案力」「トータルサポートができること」です。ご依頼の際は、最低限の情報をいただければ、お客様の理想を引き出しながら、こちらで具体的なご提案が可能です。ふわっとしたままのイメージでもしっかりとこだわりを汲み取りカタチにするので、安心してご依頼ください。
コンサルタントから施工までトータルサポートすることで、スムーズに意思疎通ができるようになります。あなたの理想を叶えるために、ぜひタカネザワナイソウ工業へお気軽にご相談ください。

