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ジプトーンの塗装

年月の経過とともに、人が老いていくのと同じように、

建物の壁紙、塗装面、外壁などもやはり老いていきます。

化粧ボード 天井用.jpg天井用の化粧ボードのジプトーン、

施工時は鮮やかな白にトラバーチン模様が施されています。

(柄は他に、星柄模様もあります。幼稚園にオススメです。)

 

年月が経つにつれ、白さは失われていきます。

 

特に、塵や埃が舞いやすい部屋や、 機械を使用する部屋などは、

一般的な事務所に比べ、色が褪せていく速度が早いです。

 

以前、ジプトーンの貼り替え工事の中で、

「塗装」という方法についてふれましたが、

ジプトーン塗装後.jpgジプトーンを塗装すると右の写真のように仕上がります。

 

ボードとボードの境目のグレーの目地はなくなり、

(目地自体はうっすら残ります)

トラバーチン模様も目立たなくなります。

 

塗装は、最も簡単に白さを取り戻せますが、

一度塗装をしてしまうと、部分的な貼り替えが難しくなってしまいます。

 

もちろん、塗装後も部分貼り替えは可能ですが、

貼り換えた部分のみグレーの目地が入り、

色、柄もその部分のみ変わってしまうので、

貼り換えた部分を、再度塗装するという流れになります。

 

部分補修の頻度や汚れの度合いに応じ、

また、短期的・長期的な予算も兼ね合わた施工方法の選択が必要です。

 

 


Photosynthで写真合成

photosynthは、その名のとおりphoto(写真)をsynth(合成)してくれます。

 

複数の写真を合成して疑似3D映像を自動生成してくれます。

 画像をクリックすると視点を左右に回転できます。

任意の箇所でズームもできます。

(Photosynth Tipsは×で閉じる。)

上の映像は、 10枚の写真を合成しています。

 

このphotosynth、なにがすごいって操作がとても簡単です。

合成したい写真をドラッグ&ドロップするだけ。

 

そしてもっと簡単なのがiPhoneでのphotosynth。

 

アプリを立ち上げて、iPhoneを撮りたい箇所に移動させるだけで、

自動でシャッターが作動し、パノラマ合成してくれます。

360度のパノラマ写真が簡単に撮れます。

 

しかも無料。

 

様々なシーンでの活用が期待できます。


ケイカル板とは

軒天 ケイカル.JPGのサムネール画像軒天工事で使用したケイカル板ですが、

ケイカル板は、正式には「けい酸カルシウム板」といい、

けい酸質原料、石灰質原料及び補強繊維を主原料とした製品です。

 

ケイカル板は、オートクレーブ処理(水蒸気を用いた高温高圧蒸気養生)をしているため、

強く安定した結晶構造をもっています。

 

そのため、時間の経過および温湿度による変形・変化が少なく、

安定した品質を持っています。

 

また、断熱性能も兼ね備えた不燃材料です。

 

内装材の中では水濡れに強いので、軒天、厨房、地下室など

湿気の多い壁および天井によく使用されます。

アルカリ性なので、カビへの対策にもなります。

 

ケイカル板には5,6,8,10,12mmの厚さのものがあります。

また、大きさも3尺×3尺(910mm×910mm)、3尺×6尺(910mm×1820mm)、

3尺×8尺(910mm×2420mm)、他にも様々な大きさのものがあります。

(写真の軒天で使用しているのは6mm厚の3尺×3尺)

 

用途に応じ、厚みや大きさを決めていくのですが、

ケイカル板は、石こうボードに比べ価格は高くなります。

また、厚みが厚くなるほど価格は高くなります。

 

ケイカル板を壁に使用する場合、通常8mm以上を使用しますが、

12.5mmの石こうボードと8mmのケイカル板、

同じ大きさで3倍以上の価格になります。

12.5mmの耐水ボードと8mmのケイカル板を比べても、

約2倍の価格になります。

 

予算や用途を考慮した上で建材の選択が必要です。


軒天の施工

軒天(軒裏天井)とは、屋根の外壁から外側に出ている部分のことですが、

軒天 LGS.JPGのサムネール画像今回の場合、マンションの共用部(廊下)の天井になります。

今回は、ケイカル板の上にリシン吹付け塗装仕上げです。

 

まずはケイカル板を貼るための下地を組みます。

 

軒天は、風などの影響をうけやすいので、

強度の高い屋外用の軽鉄下地材を用います。

 

軒天 ケイカル.JPG目透し工法でケイカル板を貼っていきます。

 

目透しとはボードとボードの目地(境目)に一定の隙間をあけることです。

右の写真で、白いケイカル板とケイカル板の間に隙間があるのが確認できます。

正方形の穴があいている部分には、天井裏を点検するための点検口が取り付けられます。

 

軒天 仕上.JPG塗装後、照明器具等が取り付けられ、仕上がりです。 

 

目透しで貼ったケイカル板の目地が生かされています。

 

また、点検口も取り付けられ、

今後、配線等の点検をする際は、この点検口から点検ができます。

 

点検口は、一般住宅でも商業施設でも目にする機会が多いです。

この点検口がなければ、施工後に何か異常や不具合が起こった場合、

壁や天井を壊して内部を点検することになります。

重要な存在です。

 


岩綿吸音板

地震災害による復興工事の現場の中で、

岩綿吸音板貼りをしている現場があります。 岩綿吸音板.JPG

 

岩綿吸音板は、オフィスビルや事務所、学校、病院などで広く使用されています。

 

岩綿とはロックウールのことですが、ロックウールは断熱・吸音材です。

一般住宅でもロックウールを断熱材として使用する物件もあります。

参照記事:ロックウール

 

そんなロックウールが天井化粧材となっているのが、岩綿吸音板です。

 

岩綿吸音板は、吸音機能が備わっており、音の響きを調整することができます。

そもそも音は、反射する音、吸収される音、透過する音とがあります。

音が反射しないようにすることを吸音といい、透過させないようにすることを遮音といいます。

防音には、吸音と遮音の両者が必要となります。

 

音が響くと、その響いた音の残響が騒音となり、

会話などが聞き取りにくくなったりします。

吸音効果が備わっていることで、この残響を抑制することができます。

 

残響音を抑えられるので静かな音環境を得ることができます。

 

映画館、コンサートホール、

電話対応をする事務所内、

会議を行う会議室等には嬉しい効果です。

 

化粧石こうボードのジプトーンと同じようにクロス・塗装仕上げを必要としません。

しかし、ビス止めで仕上げるジプトーンと異なり、

岩綿吸音板は主に2枚貼りで使用します。

(岩綿吸音板の施工にビスは使用しません。)

天井下地に石こうボードをはり、その石こうボードの上に岩綿吸音板を貼ります。

 

施工費用はジプトーンに比べ2倍以上の費用がかかります。

 

その費用と引き換えに上記のような性能を得ることができます。

 

 

「求めているもの」によっての建材の選択が必要ですね。


久しぶりの住宅

連休明けの週末、久しぶりに住宅のボード貼りの現場がありました。

  一般住宅.JPG3月の地震後、一般住宅は建築資材の工場被災、流通等の影響で、

工事が進まなかったり、

着工できない状態だったりで、

動いている現場が少ないのが現状です。

 

弊社は、今回の現場が地震後初めての住宅の現場でした。

 

地震後、首都圏においてはガソリンが不足し給油渋滞が起こり、

スーパー、コンビニ等では食品がなくなり、

乾電池は店頭から消え、

トイレットペーパー、水も不足し............

 

次から次に問題が浮上し、緩和に向かい、

そしてまた次の新たな問題が...という状況になっているのと同様に、

 

建築資材においても、

入荷困難だった資材不足が緩和しだしたが、

今度は入荷できていた資材が不足してしまうという事態になったり。

 

しばらくは警戒体制で臨まなければなりません。


海食崖?

GWの連休中に、福島県いわき市にて地震災害の復興工事をしました。

 

お世話になった旅館の近くで、不思議な岩を見つけました。

福島の岩.JPG海岸に穴があいた巨大な岩。

 

旅館は勿来海岸沿いなのですが、

茨城県の五浦海岸に近く、

五浦海岸は波の浸食によって形成された地形が有名です。

 

恐らく、この岩もそのひとつなのではないかと思います。

 

勿来海岸付近について調べてみると、

奥州三古関と呼ばれる「勿来の関」があったり、

夏には海水浴場としてとても賑わう地域のようで、

今度はゆっくり慰安旅行として訪れたいと思う場所でした。

 

 

地震災害をうけた現場で、その被害を目の当たりにする度に、

今回の地震が残した爪痕の大きさに心が痛くなります。

 

被災地の方々が1日でも早く穏やかな日常を送れるよう、

微力ながらではありますが、今後も復興工事に取り組んでまいります。


GL工事

通常、壁や天井をつくるときは、軽鉄材や木材などで下地をつくり、

その下地にボードを貼ります。

 

今回、下地をつくることなくボードを直貼りするGL工法を用いた工事を行いました。

 

GL施工前.JPGGL工法は、GLボンドを使用して、ボードを直貼りします。

 

今回は、発砲ウレタン吹き付け面にボードを直貼りします。

 

発泡ウレタンとは、写真の緑色の部分のことですが、

発泡ウレタンは熱伝導率がとても低く、高断熱性能を発揮します。

写真の物件では、発砲ウレタンの厚みは20mmですが、

同等性能のグラウウールやロックウールに比べ約半分の厚みです。

さらに、小さな隙間にも充填することができ、気密性にも優れています。

 

 

GL施工後.JPGGL工法は、直貼りする面の不陸(凸凹)を直さずに施工でき、

さらに下地組を必要としないので、低コストで工期短縮につながります。

 

GLボンドが硬まったら、仕上げ工事(クロス・塗装等)にうつります。

直貼りしているので、ビス穴はありません。

目地(ボードとボードが接している部分)のみをパテ処理し平らにして、仕上げ工事になります。

 

今回の現場の場合、

下地を軽鉄材で組みボードを貼った部分の壁の厚みは60mm、

GL工法でボードを直貼りした部分の厚みは30mmです。

直貼りすることで、スペースをより広く確保することができます。

 

ただし、どんな箇所にもGL工法が使用できるわけではありません。

ベニヤ等GLボンドがつかない箇所にはGL工法は使用できません。

 

状況や用途にあわせて取り入れていくのがベストですね。 


完成間近!

0011.jpg

0012.jpg


0013.jpg0014.jpg


なにもない箱の状態から仕上がりまでの流れです。

照明器具やキッチン取付が終わればいよいよ完成です!

 

 



ジプトーン貼り替え

ジプトーンは、天井用の化粧石膏ボードで、事務所やコンビニ等で多く使用されています。

表面が化粧加工されているので、クロスや塗装仕上げを要さず、

部分的な貼り替えが可能です。

 

漏水 ジプトン 施工前.JPGのサムネール画像のサムネール画像 今回は、漏水により変色してしまった部分を貼り替える工事をしました。

 

貼り替えたい部分のみをはがすことができるので、

クロスや塗装仕上げに比べ、解体作業も手間・時間がかかりません。

そして貼ってあるボードのビスを抜くだけではがすことができるので、

床や周辺が汚れることもありません。

(はがす時に天井裏の埃は多少舞ってしまいますが)

 

漏水 施工後.JPGあとははがした部分に新しいボードを貼って終わりです。

 

今回は漏水して変色した部分以外にも、漏水処理等で手垢がついてしまった部分も貼り換えました。

 

化粧ボードなので貼り終えた時点で工事完了です。

 

ジプトーンはクロスや塗装仕上げが不要なため、

新築施工時も改修施工時もローコストで仕上げることができます。

 

 

しかし、クロスや塗装と同様に、

時間が経過と共に、新築時の鮮やかな白さは失われてしまいます。

 

ジプトンはりかえ.jpgのサムネール画像のサムネール画像貼り替え工事もコストパフォーマンスに優れ、工期も短期間ですむので、

定期的な貼り替えがおすすめです。

 

また、貼り替えをせずに、既存のジプトーンに塗装するという方法もあります。

 

 

明るい色は、一般に軽く感じられ、拡大して見える(広く感じる)という効果があります。

 鮮やかな白さを保つことで、その空間のイメージも変わってきます。

 定期的な手入れがおすすめです。

 


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