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TNK Blog 2012年5月アーカイブ

乾式二重床施工+石膏ボードの重さ

床の工法には、主に下記の施工方法があります。

・直床工法...床スラブに直接フローリングやCF(クッションフロアー)を直張り施工

・二重床工法

①置床...床スラブと床材の間に空間、緩衝材を設けた上にフローリングやCFを施工

②浮床...床スラブの上にグラスウールやロックウールなどの断熱材(緩衝材)を入れ、

      その上にモルタルなどを打ち、モルタルの上にフローリングやCFを施工

 

今回は、二重床工法のひとつである置床工法で床を施工しております。DSC013401.jpg

防振ゴムのついている支持脚の上にパーティクルボードを固定し、

この後、パーティクルボードの上に床の捨張材となる合板ベニヤを張っていきます。

 

パーティクルボードとは、木材や植物繊維質の小片と、

合成樹脂接着剤とを混合し、 熱圧成形した木質のボードです。

小片(particle)でできたボードなので、パーティクルボード、 私たちは「パーチ」と呼びます。

 

置床に使用しているパーチは20mm厚の2x6版(600x1820)です。

とても重いんです。1枚約16kg。

 

  ちなみに、界壁などに使用する21mm厚の強化石膏ボードの重さは 約18kg。

(もちろん2x6です)

パーチよりも重いんです。

その21mmの強化石膏ボードよりも重いのが、写真の物件の壁に使用している、

15mmの強化石膏ボード 3x6版(910x1820)。

1枚、約19kgなんです。

この物件は、なんと天井にもこの15mmの強化石膏ボードを使用しています。

一般的に天井に使用される石膏ボードの重さは、

9.5mm厚が約10kg、12.5mm厚が約13kg。

9.5mmに比べると、倍近い重さのボードを天井に貼る訳です。つらい訳です。

数字で重さを表してみると、職人スタッフさんの苦労をしみじみと感じます。

 

耐火遮音講習会

先月の26日、

従業員、職人スタッフさんとともに吉野石膏虎ノ門ビルへ行ってまいりました。

この日は吉野石膏DDセンターの方に、

耐火遮音構造施工に関する講習会を開いていただきました。

 

耐火遮音構造の施工に関する講習のほか、

各工法の現物サンプルを展示してあるショールームの見学もさせていただきました。

そして遮音実演室にて、実際に遮音性能を体験させていただきました!

 

遮音性能の値の違いにより、実際にどの程度音の聞こえ方が違うのか、

また、耐火遮音壁に施工する四周の隙間処理が

(火や煙、音の通り道を遮断する為にすべての隙間をうめる工事のことです)

正しく施工されず、隙間がある場合にどのような影響がでるか、

実際に身をもって自分の耳で体験させていただきました。

 

吉野石膏DDセンターの需要開発部 副部長様、弊社の為に貴重なお時間をいただき、

また貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

 

そしてその3日後に、さっそく耐火遮音壁の施工がありました。 DSC01353.JPG

今回の工法は、吉野石膏のS12・WIになります。

詳しい情報は吉野石膏のページへ

 写真は上張りの貼り始めです。 

右上の鉄板は、エアコンを取り付ける為の下地です。

この後、上張りをすべて貼り、

梁、柱、床スラブとの取り合いに四周隙間処理をいたしました。

 

講習会の直後でしたので、職人スタッフさんが四週のシール処理をしているのを見ながら、

このシールのおかげで、静かな環境が得られ、

そして火災時の不安も取り除けるのだなぁ、と改めてしみじみ感じました。


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