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TNK Blog 2011年5月アーカイブ

低燃費

低燃費の車は経費削減の大きな味方です。

001.jpg

 

 

 

 

 

 

 

20km/ℓ近く走ってくれる軽自動車は頼もしい存在です。

(車種はホンダのゼストです。)

 

最近のハイブリット車は30km/ℓ以上走るみたいですね。

 

原油価格が下落し、ガソリンも下落しつつありますが、、

ガソリン高騰時や、地震後のガソリン不足時には

この低燃費の車のおかげでとても助かりました。

 

燃費が良い=燃料の消費量が少ない=燃料消費率の数値が低い(低燃費)

ということなのですが、

燃料の消費量が少ないと、CO2の排出量も少なくなります。

経費削減と同時に、地球温暖化の面でも一助となっています。


グラスウールとロックウール

グラスウールと同じ無機質繊維系の断熱材には、ロックウールという種類があります。

PAP_0022.JPGロックウールは、グラスウールの特長と同様の特長があり、

吸音性能に優れ、火に強く、耐久性にも優れています。

 

グラスウールとロックウールを、断熱性能の視点で比較してみます。

 

断熱性能は熱抵抗値で表記されます。

 

熱抵抗値とは

断熱材の厚さを、断熱材の熱伝導率で割って求めます。

(熱抵抗値=厚さ÷熱伝導率

熱抵抗値が大きい=熱が伝わりにくい 

 

熱伝導率とは

熱伝導率とは、熱の伝わりやすさを表す値です。

単位時間に単位面積を流れる熱量を、温度差で割って求めます。

 

熱は、温度の高い部分から低い部分へ移動をします。

熱伝導率は、この熱移動のおこりやすさを表す値で、

熱伝導率が大きいほど熱移動の熱量が大きい=熱が伝わりやすい、ということになります。

熱伝導率は厚みに関係なく、一定の数値になります。

熱伝導率が小さい=熱が伝わりにくい 

 

住宅用断熱材の熱伝導率比較表

断熱材比較表.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

密度が16k以上のグラスウールであれば、

ロックウールとグラスウールの熱伝導率はわずかな差となっているのがわかります。

高性能グラスウールとは、繊維を細くしたもので、同じ密度で、ワンランク上の密度相当の性能を発揮します。

 

住宅用断熱材 熱抵抗値

熱抵抗値比較.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱抵抗値は、厚みによって変わります。

厚みが厚ければ、熱抵抗値も大きくなります。

熱伝導率が大きい(=熱が伝わりやすい)ものも、

厚みを厚くすれば熱抵抗値は大きくなります。(=熱が伝わりにくい)

 

ただし、グラスウールの価格は密度、厚みに比例します。

密度が増せば、価格も高くなります。

厚みが増せば、価格も高くなります。

高性能グラスウールは、グラスウールに比べ価格は高くなります。

 

住宅エコポイント制度により、断熱材不足が大問題となりましたが、

地域の区分と使用する断熱材の熱抵抗値によりエコポイントの対象となるか否かが決まります。

発行されるポイント数と、断熱性能、施工費用、様々な点で検討は必要ですが、

住宅の断熱性能が高まることで、冷暖房のエネルギー消費を抑え、

CO2排出の削減が期待できます。


グラスウールの特長

断熱材には様々な種類があります。(断熱材の種類

その中でもコストパフォーマンスに優れているのがグラスウールです。

 

グラスウール.jpgグラスウールは、吸音性能にも優れています。

壁内部へ施工することで、室内の音漏れを軽減することができます。

 

また、火に強い不燃材です。

断熱材が不燃性か可燃性かにより、万一の火災時の被害も大きく違います。

ISO834に定められている標準火災温度によると、

火災発生からわずか30分で800℃を超える高熱状態となります。

グラスウールは延焼防止の働きをしつつ、

煙や有害なガスを発生しないので、

防火上、避難上ともに火災時に有効な断熱材といえます。

 

GW充填 yoko .jpgそして、耐久性にも優れています。

経年変化の少ないガラスを主原料としているので、

長期に渡り劣化が少なく、高温多湿条件にも強く、

性能を長期間維持することができます。

 

白アリの食害にも強いグラスウールは、

木造住宅では特におすすめです。

長く、快適に暮らす住まいづくりの一助となります。


断熱材の種類

断熱材には様々な種類があります。

素材の面で大きく分類すると下記のように分類できます。

断熱材の分類.jpg 

繊維系

繊維系には無機質繊維系と木質繊維系に分けられ、

木質繊維系は天然素材を使用しており、自然系断熱材とも呼ばれます。

 

無機系のグラスウール、ロックウールは断熱材の中で

最もコストパフォーマンスに優れています。

 

天然素材系の木質繊維系断熱材は、環境や健康への負荷が少なく、

ココヤシ繊維やハンフ(大麻)繊維など、様々な素材での商品化がされています。

ただし、コスト面では高くなってしまう素材もあります。

 

グラスウールの特長  ・グラスウールとロックウール

 

プラスチック系

プラスチック系断熱材は、素材・製法によりそれぞれ特徴があります。

火に強い素材や、燃焼時に煙を発生させない素材、

耐水性の高い素材、結露に強い素材、

遮音性に優れている素材、

ホルムアルデヒド発散建材ではない(安全性が高い)素材など、

それぞれに特性があります。

 

繊維系とプラスチック系の違い

繊維系...細かい繊維の集まり。細かい繊維の間に空気を閉じ込めてます。

 

プラスチック系...小さな気泡の中に空気を閉じ込めています。

(商品によっては空気ではなくガスを閉じ込め高断熱性能を発揮しています。)

 


ジプトーンの塗装

年月の経過とともに、人が老いていくのと同じように、

建物の壁紙、塗装面、外壁などもやはり老いていきます。

化粧ボード 天井用.jpg天井用の化粧ボードのジプトーン、

施工時は鮮やかな白にトラバーチン模様が施されています。

(柄は他に、星柄模様もあります。幼稚園にオススメです。)

 

年月が経つにつれ、白さは失われていきます。

 

特に、塵や埃が舞いやすい部屋や、 機械を使用する部屋などは、

一般的な事務所に比べ、色が褪せていく速度が早いです。

 

以前、ジプトーンの貼り替え工事の中で、

「塗装」という方法についてふれましたが、

ジプトーン塗装後.jpgジプトーンを塗装すると右の写真のように仕上がります。

 

ボードとボードの境目のグレーの目地はなくなり、

(目地自体はうっすら残ります)

トラバーチン模様も目立たなくなります。

 

塗装は、最も簡単に白さを取り戻せますが、

一度塗装をしてしまうと、部分的な貼り替えが難しくなってしまいます。

 

もちろん、塗装後も部分貼り替えは可能ですが、

貼り換えた部分のみグレーの目地が入り、

色、柄もその部分のみ変わってしまうので、

貼り換えた部分を、再度塗装するという流れになります。

 

部分補修の頻度や汚れの度合いに応じ、

また、短期的・長期的な予算も兼ね合わた施工方法の選択が必要です。

 

 


Photosynthで写真合成

photosynthは、その名のとおりphoto(写真)をsynth(合成)してくれます。

 

複数の写真を合成して疑似3D映像を自動生成してくれます。

 画像をクリックすると視点を左右に回転できます。

任意の箇所でズームもできます。

(Photosynth Tipsは×で閉じる。)

上の映像は、 10枚の写真を合成しています。

 

このphotosynth、なにがすごいって操作がとても簡単です。

合成したい写真をドラッグ&ドロップするだけ。

 

そしてもっと簡単なのがiPhoneでのphotosynth。

 

アプリを立ち上げて、iPhoneを撮りたい箇所に移動させるだけで、

自動でシャッターが作動し、パノラマ合成してくれます。

360度のパノラマ写真が簡単に撮れます。

 

しかも無料。

 

様々なシーンでの活用が期待できます。


ケイカル板とは

軒天 ケイカル.JPGのサムネール画像軒天工事で使用したケイカル板ですが、

ケイカル板は、正式には「けい酸カルシウム板」といい、

けい酸質原料、石灰質原料及び補強繊維を主原料とした製品です。

 

ケイカル板は、オートクレーブ処理(水蒸気を用いた高温高圧蒸気養生)をしているため、

強く安定した結晶構造をもっています。

 

そのため、時間の経過および温湿度による変形・変化が少なく、

安定した品質を持っています。

 

また、断熱性能も兼ね備えた不燃材料です。

 

内装材の中では水濡れに強いので、軒天、厨房、地下室など

湿気の多い壁および天井によく使用されます。

アルカリ性なので、カビへの対策にもなります。

 

ケイカル板には5,6,8,10,12mmの厚さのものがあります。

また、大きさも3尺×3尺(910mm×910mm)、3尺×6尺(910mm×1820mm)、

3尺×8尺(910mm×2420mm)、他にも様々な大きさのものがあります。

(写真の軒天で使用しているのは6mm厚の3尺×3尺)

 

用途に応じ、厚みや大きさを決めていくのですが、

ケイカル板は、石こうボードに比べ価格は高くなります。

また、厚みが厚くなるほど価格は高くなります。

 

ケイカル板を壁に使用する場合、通常8mm以上を使用しますが、

12.5mmの石こうボードと8mmのケイカル板、

同じ大きさで3倍以上の価格になります。

12.5mmの耐水ボードと8mmのケイカル板を比べても、

約2倍の価格になります。

 

予算や用途を考慮した上で建材の選択が必要です。


軒天の施工

軒天(軒裏天井)とは、屋根の外壁から外側に出ている部分のことですが、

軒天 LGS.JPGのサムネール画像今回の場合、マンションの共用部(廊下)の天井になります。

今回は、ケイカル板の上にリシン吹付け塗装仕上げです。

 

まずはケイカル板を貼るための下地を組みます。

 

軒天は、風などの影響をうけやすいので、

強度の高い屋外用の軽鉄下地材を用います。

 

軒天 ケイカル.JPG目透し工法でケイカル板を貼っていきます。

 

目透しとはボードとボードの目地(境目)に一定の隙間をあけることです。

右の写真で、白いケイカル板とケイカル板の間に隙間があるのが確認できます。

正方形の穴があいている部分には、天井裏を点検するための点検口が取り付けられます。

 

軒天 仕上.JPG塗装後、照明器具等が取り付けられ、仕上がりです。 

 

目透しで貼ったケイカル板の目地が生かされています。

 

また、点検口も取り付けられ、

今後、配線等の点検をする際は、この点検口から点検ができます。

 

点検口は、一般住宅でも商業施設でも目にする機会が多いです。

この点検口がなければ、施工後に何か異常や不具合が起こった場合、

壁や天井を壊して内部を点検することになります。

重要な存在です。

 


岩綿吸音板

地震災害による復興工事の現場の中で、

岩綿吸音板貼りをしている現場があります。 岩綿吸音板.JPG

 

岩綿吸音板は、オフィスビルや事務所、学校、病院などで広く使用されています。

 

岩綿とはロックウールのことですが、ロックウールは断熱・吸音材です。

一般住宅でもロックウールを断熱材として使用する物件もあります。

参照記事:ロックウール

 

そんなロックウールが天井化粧材となっているのが、岩綿吸音板です。

 

岩綿吸音板は、吸音機能が備わっており、音の響きを調整することができます。

そもそも音は、反射する音、吸収される音、透過する音とがあります。

音が反射しないようにすることを吸音といい、透過させないようにすることを遮音といいます。

防音には、吸音と遮音の両者が必要となります。

 

音が響くと、その響いた音の残響が騒音となり、

会話などが聞き取りにくくなったりします。

吸音効果が備わっていることで、この残響を抑制することができます。

 

残響音を抑えられるので静かな音環境を得ることができます。

 

映画館、コンサートホール、

電話対応をする事務所内、

会議を行う会議室等には嬉しい効果です。

 

化粧石こうボードのジプトーンと同じようにクロス・塗装仕上げを必要としません。

しかし、ビス止めで仕上げるジプトーンと異なり、

岩綿吸音板は主に2枚貼りで使用します。

(岩綿吸音板の施工にビスは使用しません。)

天井下地に石こうボードをはり、その石こうボードの上に岩綿吸音板を貼ります。

 

施工費用はジプトーンに比べ2倍以上の費用がかかります。

 

その費用と引き換えに上記のような性能を得ることができます。

 

 

「求めているもの」によっての建材の選択が必要ですね。


久しぶりの住宅

連休明けの週末、久しぶりに住宅のボード貼りの現場がありました。

  一般住宅.JPG3月の地震後、一般住宅は建築資材の工場被災、流通等の影響で、

工事が進まなかったり、

着工できない状態だったりで、

動いている現場が少ないのが現状です。

 

弊社は、今回の現場が地震後初めての住宅の現場でした。

 

地震後、首都圏においてはガソリンが不足し給油渋滞が起こり、

スーパー、コンビニ等では食品がなくなり、

乾電池は店頭から消え、

トイレットペーパー、水も不足し............

 

次から次に問題が浮上し、緩和に向かい、

そしてまた次の新たな問題が...という状況になっているのと同様に、

 

建築資材においても、

入荷困難だった資材不足が緩和しだしたが、

今度は入荷できていた資材が不足してしまうという事態になったり。

 

しばらくは警戒体制で臨まなければなりません。


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